福岡開拓伝道の報告と祈り

 JECAが1992年に設立されたとき、その願うところは宣教協力でした。まだまだ、宣教するべき場所、教会が届かない地に教会を建て、福音を宣べ伝える。JECAの大半の教会は宣教師たちの働きによって生み出された教会です。そして、日本の教会によって生み出された教会はわずか。一つの教会ではできない働きをともに協力して献げたいと始まったのです。

 宣教協力委員会が立てられて、教会の少ない地域をリサーチしました。地方中核都市でこれからの拠点となるような教会を生み出したいという願いと祈りの中で、盛岡、秋田、富山、福岡が候補に挙げられました。その中で選ばれたのが福岡です。九州はキリシタンの影響のある地。その中心である福岡市は154万人の住む大都市。そして、人口は九州中から集中して今も増え続けています。一方で、福音的な教会は少ないのです。

 I先生がこのために備えられ、テナントの一室を借りて教会が始まりました。今までほとんど関係のなかったパイオニア宣教団から二組の宣教師たちが協力してくださることになりました。それから5年が経ち、ゼロから始めた教会は20数人が集う群れになりつつあります。一方、教会員はまだ11名です。宣教師たちの働きは主に近くにある福岡大学の学生伝道。教会の支え手が育つにはまだまだ時間がかかります。

 教会の前進のためにはぜひとも会堂をという願いと祈りが目下の課題です。私たちの教会も会堂や施設の必要に備えていますが、まだ時前の会堂を持たない福岡聖書教会も同じです。主イエスの救いを宣べ伝える働きは、私たちに委ねられています。ここでなすべき働きあり、協力してなすべき働きあり、人を送り出すことも、ささげもので支えることもその使命のための一つです。