JCFNの働きと信仰の継続

 Japnese Christian Fellowship Networkは海外で信仰を持ったクリスチャンをフォローするネットワークです。月曜日、そのカンファレンスに招かれて参加してきました。私たちの教会では五味姉、宮原姉がオーストラリアで清水姉がアメリカで信仰に触れ、あるいは信仰に導かれた身近な課題の一つです。

 日本人が海外で救われるのは国内の30倍と言われています。異文化の中で自らが何者であるのかを問い直したり、クリスチャンに触れる機会が多かったり、日本での様々なしがらみから解放されてオープンになっていることが影響しているのでしょう。その多くは留学生であったり、ビジネスでの駐在であったり、国際結婚も増えました。一方で、帰国する逆カルチャーショックで日本の生活になじめず、あるいは日本の教会のあり方との違いに、その8割が2~3年で教会から離れてしまうといいます。

 JCFNの最も大きな働きはそのような帰国者クリスチャンが日本の教会に紹介し、信仰生活を継続することができるようにフォローすることです。そのためには、受け入れる教会の準備も必要ですし、個人的にフォローできる交わり、あるいは共通体験をもった帰国者のための交わりやカンファレンスなどで励ましを続けることにあります。

 カンファレンスに参加してみると家族の中で一人目のクリスチャンという割合が高いことに気づきます。国内のKGKや若者の集まりはクリスチャンホームの子弟割合が高いのですが、全く背景のない若者たちが信仰を持つように導かれているのです。かつて教会に若者が多く集い、しかし散っていったのにも

似ています。信仰生活を継続できるように、そして、さらにその家族にまで証しされていくように、この働きが用いられることをともに祈りたいと思います。