ギデオンの働きを覚えて

 私たちの教会ではcK兄、H兄、W兄が長年にわたってギデオン協会の働きをしてくださっています。2月には渡邊兄が報告と証をしてくださいました。ギデオン協会の主な働きは聖書贈呈です。米国の2人のビジネスマンから始まった働きは世界中に拡がりました。
 ギデオン協会の聖書贈呈も時代によって大きく変わりました。かつては「聖書に触れることはよいこと」と学校単位で「贈呈式」をして生徒に聖書を贈っていました。それが時代の変化とともに、今は学校外で通学中の生徒に配布というかたちに変わりました。それすら文句を付けられたり、妨げられたりということも少なくありません。病院やホテルに備え付けとして置いていただくことも、門戸が狭まりました。かつてキリスト教や聖書は尊敬をもって人々に受け入れられましたが、今はそうとばかりにいきません。
 様々な工夫をして少しでもひとりでも聖書を手渡し読んでいただけること、信仰に導かれる人が起こされるように、教会に結びつく方の起こされることをと、祈りをもって奉仕をしています。また、会員の高齢化も大きな課題です。山梨支部もかつては様々な教会に会員がいましたが、現在会員がいる教会は3教会になりました。それは全国的な傾向で、ギデオン会員の他にギデオンフレンズという一年間単位の限定会員という制度も作って、この働きを進める工夫をしています。
 この5月はギデオンウィークと銘打って、ギデオン教会の働きを紹介し、ともにさまざまなかたちで加わってくださる兄姉と祈りをともにする会のご紹介もいただきました。オンラインでも「ギデオン教会の働きを紹介する会」が5/18(土)、19(日)、20(月)の3回がもたれます。働きを覚えてともに参加くださればと思います。「だれも滅びることがなく、すべての人が悔い改めに進むことを望んでおられるのです。」2ペテロ3:9