心とカラダ、魂と霊

 先週、ぎっくり腰で二日間まるっきり動けず、おおよそ一週間でほぼ元通りに戻りました。急性で痛めたものは、比較的治りが早いものです。一方慢性になっているものはなかなか完治というわけにはいきません。T姉がつけている十年日記に、昨年も2日違いでぎっくり腰になっていると記録があったそうで、それはそれは心にかけ、祈りに覚えていただいていることに感謝を覚えました。

 それにしても私たちが健康でいるということは難しいものです。私の場合、どうも夏の終わり、9月頃、毎年心身ともに疲れを覚えていることが多いのです。ぎっくり腰、その原因というのは必ずしもハッキリしているわけではありません。フィジカルに何か筋を痛めたりすると、それは徐々に痛みが来る場合が少なくありません。風邪をひいた後にもなる時があります。

 それはメンタルと結びついていることも多いと思います。それとともに、魂や霊、内なる人も同時に病み、物事を前向きに考えられなくなるとか、意欲が湧かない、集中できないなどのすべてのことが低下します。逆に、精神的にショックを受けることがメンタルからフィジカルに現れることもあります。心とカラダ、魂と霊は深く結びついて私たちの健康というものはあるのです。

 人は決して強いものではありません。一人で立てるわけでもありません。できることにも限りがあます。その向きがズレているということも起こります。私たちは残念ながら、すべてを上手にコントロールすることができるわけではありません。バランスとるのが上手な人もいるでしょう。下手な人もいます。私で言えば、下手だなぁと思います。 

 私の父は食事をする度に「この食事をもって心も体も霊もお支え下さい」と祈ります。食べることもは体のためだけではなく、すべてが結びついている。それが健やかであるように祈り心がけたいものです。