修養会で紹介いただいた羽仁吉一のことばです。夫人の羽仁もと子は「婦人之友」設立、自由学園設立で知られたキリスト者として知られています。最も身近なしかも具体的愛の表れですね。
1. 朝寝坊してはいけない。
2. 夜更かししてはいけない。
3. 身の周りの幼児のために、一々家族を呼んではいけない。
4. 食事の知らせを受けたとき、自分の都合のために遅れてはならない。
5. 食事が始まってから、あれこれと料理の注文をしてはいけない。
6. 客を引き留めて、予想外の食事を準備する責任を妻に負わせてはいけない。
7. 外出・帰宅に、家族による送迎を要求してはいけない。
8. 行き先を言わずに外出してはいけない。
9. 予定外の外食をして、せっかく準備して待っている妻を失望させてはならない。
10. どんなに忙しくても、夕食後の数時間は、家族と団らんの楽しみを共にすることを忘れてはならない。
11. 妻を疑ってはならない。
12. 妻に疑われてはならない。
13. 主婦の仕事に干渉してはいけない。
14. 主婦の相談を、冷淡に聞き流してはいけない。
15. 主婦の意見を、頭からけなしてはいけない。
16. 子どもの前で、妻を軽んじる言葉を言ってはいけない。妻が子どもに対してしたことを、批判してはいけない。
17. 子どもを甘やかしてはいけない。
18. 気に入らないことがあったからといって、荒々しい声を出してはいけない。
19. 気に入らないことがあったからといって、不機嫌な顔をして黙り込み、長く家族に嫌な思いをさせてはならない。
20. 要するに、自分のために家族があるかのように思ってはいけない。自分もまた、家庭という生活共同体の一員であることを忘れて、自分の都合のために、他の家族の利益と幸福とを犠牲にしてはいけない。