先日、山の中でひっそり咲く山吹を見て詩を編んでみました。
誰も見ていないけれど
どこにも行けないけれど
それでも、咲こう、ここで咲こう
どこかもっと人目に付くところで
きれいだねって言われたい
そんな気持ちがないわけじゃない
他の花をうらやむ気持ちも心をよぎる
それでも、咲こう、ここで咲こう
花のいのちは長くはない
散りゆくまでのわずかな時間
ゆるされ与えられた
すべてが恵み、すべてが感謝
花の後には種ができる
ゆだねて任せる新しいいのち
私の役目を終えたなら
感謝のうちにいのちを返そう
だから、咲こう、ここで咲こう
今、このときに
モチーフとしたのは次のみことばがです。
「あなたがたには、あすのことはわからないのです。あなたがたのいのちは、いったいどのようなものですか。あなたがたは、しばらくの間現れて、それから消えてしまう霧にすぎません。むしろ、あなたがたはこう言うべきです。「主のみこころなら、私たちは生きていて、このことを、または、あのことをしよう。」(ヤコブ4:14、15)