桜も狂う、厳しい暑さと食

 教会の庭の桜の樹、ここのところ毎年、夏の終わりに葉を落とします。今年も先週から葉を落とし始めました。なんで冬を待たずに落葉するのか。気になって調べてみました。
 桜は乾燥に弱いんだそうです。それで、厳しい暑さが続いて乾燥が続くと、せめて葉から水分が蒸発するのを防ごうと、紅葉の時期を待たずに葉を落とす「異常落葉」を起こします。ところが、本来、葉で光合成して養分を蓄えるのが葉の役割。それで、少し涼しくなるとやっぱり光合成をしたいと眠っていた芽が起きて、葉を出します。季節も勘違いして狂うので、花を咲かせることもあります。そういえばと記録を見てみると、去年は10月19日に花が咲いていました。
  植物は日本列島北から南へ、特に農作物は栽培範囲というものがあります。それが変化し、夏に限って言えば、熱帯植物が適している気候です。すでに「あなたの地域の特産物が変わるかもしれない」とも言われ、南の作物の北限が上がり、特に北海道では、いままで栽培できなかった作物が次々と栽培されるようになっています。
 聖書の中には、飢饉がしばしば登場します。アブラハムは飢饉のためにエジプトに疎開し、ヨセフの時代のエジプトは7年の大豊作と7年の厳しい飢饉がその地を覆いました。ルツ記には、エリメレク一家がモアブの地に飢饉を避けて疎開したことがでてきます。気候変動は昨今の温暖化の影響少なくありませんが、古代から何度も起こった出来事です。
 食べるものがないほどの危機ではないにせよ、例えば富士山噴火で流通が途絶えれば、わずか数日で食べ物がスーパーから消えるでしょう。豪雪で経験済みです。かと言って、それほど蓄えておくことも現実的ではありません。小さな一日一日、「まず神の国と神の義を求めなさい。そうすれば、これらのものはすべて、それに加えて与えられます」(マタイ6:33)のみことばを覚えたいものです。