JEA(日本福音同盟)の役割

 JEA(日本福音同盟、Japan Evangelircal Association)は、聖書信仰に立つ福音的諸教会の交流・協力機関です。聖書信仰を育み、福音宣教の協力をなし、社会的責任を果たして、日本と世界における福音の前進のために協力の実が生み出されていくことを目的としています。福音派の各団体、私たちのJECAを含め、同盟基督教団、福音自由協議会、保守バプテスト同盟、聖契教団、聖約教団、インマヌエル教団、アッセンブリー教団、ホーリネス教団、日本イエス教団などの教団・教会が54、超教派の伝道団体が協力会員として41団体加盟しています。

 年に1回の総会で、各団体の代表者たちが集まりますが、宣教委員会、神学委員会、社会委員会、女性委員会、青年委員会、援助協力委員会の6つの専門委員会があり、諸課題について調査研究の実施と情報の提供、あるいは超教派の集会などを行っています。現在は7年に1回、次期は2016年に開催する日本伝道会議の準備も行っています。

 またJEAには世界に対して、あるいは社会におけるキリスト教会という対外的な役割もあります。福音派以外の日本基督教団やバプテスト連盟、聖公会やルーテル教会などは教会は日本キリスト教協議会(NCC)という協力機関を設けていますが、JEAはAEA(アジア福音同盟)、WEA(世界福音同盟)など、世界の教会との協力もしています。とりわけ、神学的連携や世界の諸問題、貧困、飢餓、平和、女性などの問題に対する協力や自然災害の援助など、世界の同様の団体との連帯・協力を進めています。

 教会は、キリストのからだとして一つ、それは地域や国を超えて、互いに一つからだ。この地上にあっても、世界の主にある民が一つとされる交わりの一員であることを覚え、また、互いに奉仕する喜びを覚えましょう。