賜物を喜べないサウル( n o t e )
1サムエル15:10-31
序) 虎にしてネズミの心
1 7 節「あなたは、自分自身の目には取るに足らぬ者と映っているかもしれない。しかしあなたはイスラエルの諸部族の頭ではないか。主は油を注いで、あなたをイスラエルの上に王とされたのだ。」
= 自分の目に映る自分はどうか?
人目に映る自分との関わりで。
= 王としてのサウルのはじまり
・9:2
・神は酷なことをされた。
↓
神の意図
・1コリント1:26-29
1 ) サウルが自分を見る目は正直です。私には賜物がない!
9:21
↓
さまざまに屈折していく
2 ) 周囲が自分を見る目が気になる
= 正式に王となる
= 人びとの反応
24節「王様万歳」
27節「こんなものが、王になれるのか?」
=私にも、同じように降りかかるプレッシャー
・・・自分の目に映る自分が小さいと、人の目に自分がどう映るかが気になる。
= 2 代目の王ダビデとの比較
・ゴリアテを倒す
・人気者ダビデ
↓
それもこれも、ダビデは自分の価値を証明する必要がないから。
3 ) プレッシャーが外に現れる
a. 8節、王は生け捕りにします。
=なぜ?
b. 11-12節、自分のために戦勝記念碑を立てる
c. 周囲の反応を気にして、周囲の声に負ける
d. 自分の面子にこだわる。人前での評価を取り繕う。
すべてまとめて、1 7 節、虎にしてネズミの心
4)私たちがサウル
=この世界は評価主義でできているから。
ヘンリ・ナーウェン「世の霊は、君にいつも挑んで声をかける。
「おまえなど、大したことはない。自分をあの人に比べて見ろ。おまえは、本当に優秀か? できるか? いい人か?
人気があるか? どんな賜物があるのか? 何ができるのか、周囲の人たちはおまえを本当はどう思っているんだ?
5 ) 神はあなたを…
1 7 節「主は油を注いで、あなたをイスラエルの上に王とされたのだ。」
= 人目に自分がどう映るか、そんなことを考えなくても良い。
・・・神があなたを愛しておられる。神があなたの味方であってくださる。
・・・神は、あなたとだれかを比較しない。だから、人を目に映る自分を考えず、私の目に映るあなたを考え
なさい。
・・・人との比較ではない、できばえではない、あなたという存在を神は尊んでくださる。
↓
それに気がつくか、気がつかないか、こんなに決定的に重要なことは、サウルの人生に、他になかった。
・・・神さまの声は、サウルには明確であったと思うのです。
・・・人を見るな、人の声に左右されるな。
・・・私があなたを選んだ。
・・・あえて、家柄も教育も実績もないあなたを選んだ。
・・・それをもって、まなんでほしい。神であるをわたし信頼し、わたしの目を見て、わたしの心の中を歩んでほしい。
・・・わたしが、あなたの人生を生かす。