一年間、ともにこのみことばを掲げて歩みをしてきました。喜びとはギリシャ語のカイロー、挨拶、Greetingとも訳される言葉でした。心から喜んで、どんな人にも、どんなときにも挨拶を交わしてきたでしょうか。喜びとは独り占めのものではありません。明るい一言で周りに喜びを与えるような歩みをしてきたでしょうか。特別なことではない。しかし、内にある心を表すのが挨拶です。年の終わりにもう一度振り返ってみたいのです。
絶えず祈り。それは主イエス様とともに生きることでした。病をいやし、嵐を鎮め、一切のことに権威をもっておられる生ける神、このお方に信頼して生きてきたでしょうか。どうにか自分でことを運ぼうとあくせくし、疲れ、倦み、力をなくすようなことはなかったでしょうか。主が必要の一切をご存じで満たしてくださった。すべてのことを働かせて益としてくださった。祈りが聞かれた。委ねる平安で守られた。そのような歩みを数えてみたいと思うのです。
すべてのことに感謝。不平不満が多くはありませんでしたか?つぶやくことはありませんでしたか。感謝・ありがとうの反対は当たり前。みな当たり前のように過ごしてきたことはなかったでしょうか。365日、平穏に過ごせるということ、今、命を与えられていること、健康を与えられていること、ともに生きる家族を、兄弟姉妹を与えられていること、数えてみるならば神の恵みの賜物に感謝を献げるべきことはたくさんあるはずです。
一年の終わりにこれらのことを振り返ってみましょう。そして、神の御前に悔い改め、再び新たな思いをもって新年を迎える心の大掃除をしようではありませんか。また、振り返れば、私たちには人の限りがあります。それを超える御霊によって、常に私の心を照らして下さいと祈りましょう