オンライン礼拝初出席

 先主日の礼拝は家族にコロナ感染があってオンライン礼拝初出席となりました。会議などは何度もどころかオンラインを多用してきましたが、礼拝は初めてです。場所を整え、身なりを整え、時間前にyoutubeに接続して出席してみました。あぁ、皆さんこうしてらっしゃったのかと実感です。しかしながら、どうも心許ないのです。
 ですから、兄弟たち、私は神のあわれみによって、あなたがたに勧めます。あなたがたのからだを、神に喜ばれる、聖なる生きたささげ物として献げなさい。それこそ、あなたがたにふさわしい礼拝です。(ローマ12:1)
 水谷潔師(春日井聖書教会協力牧師)がオンライン礼拝について、このみことばをして、4つのことを語っておられました。
1. 礼拝とは応答である。オンライン礼拝は一方通行になりがち。招詞に応答し、賛美をもって応答し、献金を献げて応答します。
2. 礼拝とは身体性をもっている。礼拝の場に行くこと、声を出して賛美すること、立つこと座ること、聖餐にあずかること、礼拝の所作とも言えること、神さまにお会いするとうこと、それは身体性を持っています。
3. 礼拝は受け身ではなく、主体性をもっている。礼拝を受け身に「守る」ことに終始して、「ささげる」ことがおろそかになっていないだろうかという問いかけです。
4. 礼拝は教会共同体で献げるもの。声を揃えて賛美を歌い、平和の挨拶を交わし、ともに神の前に立つ。
 これらを常に意識していないと安易にただの視聴者になってしまいやすい傾向を弱い私たちはもっています。高齢や病気、看病や介護、やむを得ぬ仕事などで、教会に来られない兄姉にとっては福音です。教会の敷居は高いけど、求道したいという方々にも届くチャンスでもあります。まだ、しばらく続くコロナ禍の中にあって、襟を正して、自らを献げる礼拝にしたいものです。