コロナの第三波とこれから

 これまでで最も感染者数の多く報告されている第三波がやってきました。第一波のときには、検査態勢が整ってはいませんでしたから、実際には検査を受けられず陽性だった人たちがもっとたくさんいたことでしょう。夏の第二波では、検査態勢も整いましたが、若い人たちが多かったと言います。ところが、今度は重症化率も上がっています。
 冬の時期は乾燥した中で長くとどまるウイルスが感染を拡げるとも、換気の不足とも言われますが、これからどうなるのか。条件的には何一つ好転の要素はまだありません。むしろ寒さと乾燥の中、インフルエンザの流行が冬に来るように、感染リスクは高くなる状況がこれから続くでしょう。グーグルがAIによる感染予測を発表しました。どのようなアルゴリズム(計算方法)になっているのかわかりませんが、その予測値を上回る勢いであることは確かです。
 とはいえ、日頃から様々な感染対策をしながら生活している私たちはこれ以上何をすればいいのか。いままでしてきたことをしっかり続けることが今できることなのでしょう。そして、不自由な生活の中にあっても耐え忍ぶ心、小さなことに喜びを見いだすこと、守られ与えられている感謝、それはどんな時にも、どんな場所でも、主にあって生きる者がいただいていることなのだと思うのです。

 いつも喜んでいなさい。
 絶えず祈りなさい。
 すべてのことにおいて感謝しなさい。
これが、キリスト・イエスにあって神があなたがたに望んでおられることです。
1テサロニケ5:16-18

 このみことばを心に刻んで歩み進みたいと思います。