紅白歌合戦で初めて知りました。「トイレの神様」という歌が流行っていたことを。こんな歌詞です。
トイレにはそれはそれはキレイな
女神様がいるんやで
だから毎日キレイにしたら
女神様みたいに
べっぴんさんになれるんやで
その日から私はトイレを
ピカピカにし始めた
おばあちゃんが教えてくれたと作者の植村花菜さんがおばあちゃんとの思い出を歌った歌でもあります。
一方、この歌は私たちにも訴えるものがあります。キリスト者にとってのそれは、弟子たちの足をお洗いになったイエス様の模範であり、「あなたがたの間で人の先に立ちたいと思う者は、みなのしもべになりなさい。」というイエス様のおことばであり、また、靴屋のマルチンのようにイエス様と知らずに人に親切にすることです。マザー・テレサは「貧しさにあえぐ人は、姿を変えたイエスなのです。」とそれを実行に移した人でした。
私たちの日常の多くは小さなことの繰り返しです。その繰り返しはときに面倒と思うようなことが少なくありません。何度やっても何度やってもキリがなく、終わりがなく、終わったと思ったそばから再びよごれ、しかも人の後片付けまでしなければならないようなことは少なくありません。誰かがやればいいのにと思うことや、自分ばっかりと思うことも少なくないでしょう。
人がやりたがらないようなことこそ、「いやだなぁ」と思った時に、「あなたがそれをするべきだ」と教えてくださるのなら、それは聖霊なる神のお声ではないでしょうか。十字架の主を覚えて喜んで主に仕えてなすべきではないでしょうか。