皆さんに心からの感謝を申し上げます。先週のJECAの全国総会で私は運営委員長の働きを終えて、次の方にお委ねすることができました。この2年間、時間も心も多くの部分をそれに使わなければなりませんでした。それがゆえに教会員の皆さんには元々欠けだらけの私がさらに欠けだらけの奉仕をしたにもかかわらず、忍耐をもって、寛容をもって接してくださったことに重ね重ね感謝を申し上げます。
思えば2年前、役員会に委員長になるかもしれないとお話ししたとき、教会総会で話し合っていただいたのはとても賢明なことであったと思います。教会員の総意をもって、牧師の働きを理解し、また、JECAの働きを理解し、また、委ねることを考えてくださったからです。そのおかげでこの奉仕をすることができました。「兄弟たちよ。あなたがたにお願いします。あなたがたの間で労苦し、主にあってあなたがたを指導し、訓戒している人々を認めなさい。その務めのゆえに、愛をもって深い尊敬を払いなさい。お互いの間に平和を保ちなさい。」(1テサ5:12-13)のことばの通りです。私だからではなく、その務めのゆえの敬意を示してくださった。
教会、それは私たちがともに毎週礼拝をささげているこの教会だけではなく、聖なる公同の教会に私たちは属し、そして、日本の世界の宣教のためにともに建てられています。それがゆえのJECAの働きです。委員長という職務は簡単ではありませんでした。広く様々な理解が求められます。信仰をもって決断をして責任もってリードすることが求められました。難しい調整もありました。しかし、すべてのことが主にふさわしく行われることを願ってのこと。
背後にあって、祈り支え、ともに負って下さったことを感謝申し上げます。