話題の映画「アナと雪の女王」を観ました。アニメと侮ることなかれ。なかなかの内容でしたので、ちょっと紹介。原案はアンデルセンの「雪の女王」です。
アナとエルサの仲良い二人の姉妹。エルサには触れたものを凍らせたり、雪や氷を作る魔力がありました。ある夜、遊んでいるうちに誤ってアナを魔力で傷つけてしまった。魔力を封じるためにエルサは閉じこもり、二人の中は裂かれてしまう。
国王である両親を海難事故で失った二人。やがて成人したエルサは女王として即位することになり、13年も閉ざされた城の門が開かれて戴冠式が行われる。ところがそこで二人は口論し、エルサは魔力を暴発させてしまった。エルサは王国から逃げ出し、北の山に氷の城を建て、自分を抑えつけるのを止めてありのまま一人で生きる決意を固めた。
一方、王国はエルサの魔力で雪と氷に閉ざされてしまう。アナはエルサを連れ戻しに行くが、追い返され、エルサの魔法で心臓を凍らせ衰弱していく。隣国の悪王子ハンスは国を乗っ取ろうとエルサを捕らえ幽閉する。さらにハンスは弱り切ったアナを捕らえて放置して死んだと偽り、ショックで無抵抗なエルサを処刑しようとする。
一方、アナは暖炉の火に助けられ、「愛は自分を捨てること」と力づけられる。ハンスがエルサに剣を振りかざしたところにアナは身を挺してエルサを守る。その愛がエルサの心を解かし、彼女は魔力を治め、雪と氷の王国に再び回復の時がやってきた。
書き尽くすことはできませんが、「愛は自分を捨てること」。それは十字架のイエスの愛がいつでもモチーフです。世の中で「いつまでも残るものは信仰と希望と愛です。その中で一番すぐれているのは愛です。」この神の愛に力づけられて歩むのです。