一生懸命は素晴らしい!

 夏の高校野球が幕を閉じました。県大会から始まって、年に一度のチャンス。みんな懸命に投げ、打ち、走る姿、全力でぶつかる姿に心打たれます。オリンピックもそうです。晴れの舞台で全力で戦う姿は思わず応援する方まで力が入ってしまいます。

 一方、テレビに写るその裏側にはどれだけの努力や忍耐、挫折やそれを乗り越えるドラマがあることでしょうか。武田通りには山梨学院の陸上部が毎朝ロードワークをしています。高校の前を通れば、練習に汗水垂らす学生たち、威勢のよい声が響いてきます。寒い冬の日、日没後もグランドに照明をつけて練習に励んでいます。他のことをしている時間の余裕もありません。この一事に励んでいるのです。そしてその集大成が大会に表れるのです。その場だけではなく、それまでの努力が表れるからこそ、その一生懸命なプレーに心打たれるのです。

 さて、オリンピックでは「無気力試合」で失格になった選手がでました。勝つことだけが目的になって、全力を出し合ってこその競技から逸れたゆえです。野球で見られる敬遠も勝負を避けて有利に働かせる戦略で、目的のためには手段を選ばずという姿その姿勢にはガッカリさせられます。

 あなたはどうでしょうか。日々全力を出して人生を生きているでしょうか。そのための努力、忍耐、鍛錬をしているでしょうか。

 闘技をする者は、あらゆることについて自制します。彼らは朽ちる冠を受けるためにそうするのですが、私たちは朽ちない冠を受けるためにそうするのです。1コリント        9:25

 主からいただいたいのちを一生懸命生きましょう。私のうちに働きことをさせてくださる主の素晴らしさ、栄光が表されるように、主よ、献げます!と歩みをさせていただきましょう。