依存症回復の12ステップ

 依存症回復の12ステップは1939年にAA(アルコホリック・アノニマス)が出版し、それから様々な依存症回復グループに広まったものです。

●1.私達は○○に対して無力であり、生きていくことがどうにもならなくなったことを認めた。

●2.私達は自分より偉大な力が、私達を正気に戻してくれると信じるようになった。

●3.私達の意志と生命の方向を変え、自分で理解している神、ハイヤーパワーの配慮の下に置く決心をした。

●4.探し求め、恐れることなく、生きてきたことの棚卸表を作った。

●5.神に対し、自分自身に対し、いま一人の人間に対し、自分の誤りの正確な本質を認めた。

●6.これらの性格上の欠点をすべて取り除くことを、神にゆだねる心の準備が完全にできた。

●7.自分の短所を変えて下さい、と謙虚に神に求めた。

●8.私達が傷つけたすべての人の表を作り、そのすべての人達に埋め合わせをする気持ちになった。

●9.その人達、または他の人々を傷つけない限り、機会あるたびに直接埋め合わせをした。

●10.自分の生き方の棚卸を実行し続け、誤った時はただちに認めた。

●11.自分で理解している神との意識的触れ合いを深めるために、神の意志を知り、それだけを行っていく力を祈りと黙想によって求めた。

●12.これらのステップを経た結果、霊的に目覚め、この話を他の人達に伝え、また自分のあらゆることに、この原理を実践するように努力した。