手入れを怠らずに気持ちよく!

 昨年から教会に来るようになったI姉が教会の花壇にバラを植えてくださいました。せっかくなので、それに続く桜の木の周りとそれに続く場所をきれいに整えて花壇を作りました。元々植わっていた草花、植えてくださった草花が、今キレイに咲いています。バラの蕾も膨らんで、もうしばらくしたらきれいな花が咲くことでしょう。
 庭というもの、ほったらかしておいたら、すぐに草ボーボーになってしまいます。気に留めることも少ないのですが、普通に見える庭を保つには、家の中の掃除をこまめにするように、まめに手入れを続けなければなりません。なお、「美しい!」と思うような庭を見たら、それは必ず時間と心を注いで手入れをしているものです。そして、そこに生きる姿勢が現れるものです。
 それは何に対しても言えることでしょう。私たちの身なりから始まって、家、台所やお風呂…。そう、今までで一番汚いお風呂は手術前に入った病院の風呂でした。あれほど汚く手入れのされていない風呂は後にも先にもありません。一時が万事。「この病院、大丈夫か?」と思うほどでした。唯一、手術室に入ると別世界。そこだけは、素人目にも最新設備の整ったところでホッと安心したのをよく覚えています。私が入院していた後、建て替えをしたので、つぶすつもりで放っておいたのでしょうが、それでもあんまりです。
 お金をかけなくてもいいのです。古くてもいいのです。丁寧に手入れされたものは何であれ気持ちがいいものです。だとすれば、なおのこと、私たちの内なる人がいつも手入れされて、ともに生きる人たちに喜んでいただけるように、日々、主の御前に出て、祈りのうちに、整えましょう!
 あなたがたは真理に従うことによって、たましいを清め、偽りのない兄弟愛を抱くようになったのですから、きよい心で互いに熱く愛し合いなさい。(1ペテロ1:22)