クリスマスが終わると、あっという間に年末が来て、新年を迎えます。どうしてか年末にことは集中して、あれもこれも終えておきたいという気持ちになります。けれど時間に限りはあるので、そのすべてを終えることはできません。一方で「まぁ、いいっかぁ」とという気持ちが働き、一方で、ここでやっておかないと先延ばし先延ばしになってできないので、ムリしてやっちゃうかぁとも思います、
それはいつも何かの〆切りと同じです。計画的に少しずつやっていって、ゆとりをもって終える人もいれば、終わりが近づいて慌てて始め、最後は徹夜!という人もいます。あるいは開き直って、もうあがいてもダメ。間に合わないものは間に合わない。できるところまででいいやとする人もいます。はたまた、いつも終わらないことに責め立てられている人もいます。
誰もが同じ24時間365日を生きています。そして、人一人ができることには限りがあります。もしかしたら、欲張って多くのことをやろうとしているのかもしれない。あるいは、負いきれないことを一人で抱えすぎているのかもしれません。先行きの不安を覚える人もいれば、周りからのプレッシャー、あの人の顔、この人の顔がちらつく人もいるかもしれません。それが自分でもわからなくなっていることが多いのです。
大切なことは、年の暮れにそれら、自分の心と生き方、何が大切なことで何がそうでないのか。何を優先し何を第一とするのか。神の御前にあることを求めているのか、人の目を気にして生きているのか。そんな心の内を整理することです。もしかしたら心にかかることを書き出してみたらスッキリするかもしれません。親しい人に話してみたら自分の思いを発見できるかもしれません。新しい心で新年を迎え、思い新たに新しい年を迎え、喜びもってスタートしたいものです。