聖会の恵み、拡がる交わり

 先週、西関東地区の聖会がもたれました。2会場で合計180名くらいの兄姉が参加されました。聖会での恵みは、講師を通して語られるみことばに向き合うこともさることながら、新しい兄姉との出会いや交わりが与えられることです。

 私の参加したOFI聖会では、聖会の期間通して3回ほど分かち合いの時間があり、その都度、同じグループの兄姉との交わりがありました。普段過ごしている教会での交わりは一年通して変わりません。もっともそれを長く、5年、10年、20年、30年と過ごす恵みはその間にともに経験してきた喜びと悲しみ、そこに与えられた神の導きや回復、それは深く刻まれた祝福です。一方で、聖会で与えられる交わりは横の拡がりです。普段はそれぞれのところで信仰生活を送っている兄姉ですが、そこにも神のみわざが行われ、信仰生活で戦い、あるいは恵みが与えられている。それを分かち合うことは視野を拡げてくれる経験です。

 「初めの愛に立ち返って」という黙示録の一節が聖会のテーマでした。私のグループは間もなく退職を迎えようとする兄が、もう疲れを覚え、ゴールが見える。でも、もう一度立ち返ってまだ与えられている務めを励まされ、教会から離れていた姉妹は信仰生活、教会生活に回復して、もう一度、その愛に感謝をし、長く教会生活を続けている姉妹が、初心に返ってとみなそれを分かち合うことができました。

 キリスト者の交わり、それはやがて天の御国でともに神の御前に立つときに豊かにされることでしょう。しかし、地上にあってもその恵みを覚えたいと思います。シンガポールの兄姉もその交わりを共有し、拡げてくださることでしょう。深く、そして広く、主にある交わりを感謝しましょう!