「もうダメだと思うときでも」1列王記19:1-18
北王国イスラエルは乱世の世。謀反に謀反、偶像礼拝に国の不一致。力や支配への欲望、主従関係でため込まれる不満。世襲のもたらす悪影響。今の世と全くもって同じです。そこにエリヤは遣わされ、3年間、雨が降らないと預言します。そ Continue Reading →
北王国イスラエルは乱世の世。謀反に謀反、偶像礼拝に国の不一致。力や支配への欲望、主従関係でため込まれる不満。世襲のもたらす悪影響。今の世と全くもって同じです。そこにエリヤは遣わされ、3年間、雨が降らないと預言します。そ Continue Reading →
「とほき日に子を逝かしめし若き母 老いて自責に泣きてやまざり」 名もない詩人の短歌ですが、母の思いをよく言い表した詩でしょう。母はいつでも必死です。我が子のためならどんなことでも、そして代われるものなら代わってや Continue Reading →
パウロ一行はいよいよローマに着きます。ローマの最初のキリスト者はペンテコステの日、エルサレムに居合わせた「滞在中のローマ人」から始まったのでしょう。彼らがローマに帰り教会ができます。ユダヤ人退去命令(18章)のゆえにコ Continue Reading →
マルタ島に漂着したパウロら276人。島の人たちは親切にもてなしてくれました。そこでパウロはまむしにとりつかれます。人々は口々に「この人はきっと人殺しだ。海からはのがれたが、正義の女神はこの人を生かしてはおかないのだ」と Continue Reading →
パウロのローマへの護送。その途上の難船した船の中、そこには船長や航海士、水夫、それに同船した百人隊長と兵士、そして囚人たち。みな呉越同舟です。ところが戦うべくもなく、「助かる最後の望みも絶たれようとしていた」という状況 Continue Reading →
パウロはローマへ護送されることになりました。他の囚人たちと共に百人隊長ユリアスに率いられての船旅ですが、途上、嵐に遭います。太陽も星も見えない日が幾日も続く暴風の中、座礁を避けるために積荷から船具からみな投げ捨て、なす Continue Reading →
「わかっちゃいるけどやめられない」というスーダラ節が一世を風靡した時代がありました。歌った植木等さんが歌にためらいを覚えて住職だった父親に相談すると「親鸞の教えに通じるものだ。素晴らしいから歌いなさい」と言われたそうで Continue Reading →
「もし○○であったなら、そのとき私はカルバリの愛を全く知らない。」エミー・カーマイケルの詞です。彼女は心が騒ぎ、眠れぬ夜、自分の心に問いかけ、ことばに表しました。彼女はそのすべての根っこは愛の不在だと気づきました。 Continue Reading →
東京裁判。敗戦後、戦犯を問うた裁判です。戦勝国が一方的に裁く裁判でした。今後の日本のあり様に関わるため、天皇の戦争責任も、原爆のことも問いません。公正ではなく、先入観と偏見、意図をもってなされたことでした。BC級の戦犯 Continue Reading →
パウロの裁判は衆人注視されることとなりました。「フェスト閣下、着任早々にパウロ裁判!解決に意欲!」とか、「アグリッパ王が臨席、その結果は明日の昼過ぎ!」とでも全国紙に載るような事件です。いったいパウロは何を信じているの Continue Reading →