「世の権威と自由」1ペテロ2:13-17

 この箇所はキリスト教会の歴史の中で様々な解釈と理解がなされ、教会は何度も揺さぶられてきました。宗教改革者のルターは次のように解釈しました。神は世界を支配するために二つの剣をお与えになった。ひとつの剣は信仰の世界を治める Continue Reading →

今、この一点のみ

 ここのところ連日、オリンピックの競技から目が離せません。我が家で最も応援していたのは白井健三選手。なぜって、我が家のケンと名前が一緒。そして、どことなく、顔つきが似ているから。彼が決めたのは、跳馬の新技である「伸身ユル Continue Reading →

「やみから光へ」1ペテロ2:9-10

 私は何者か。ペテロは「選ばれた種族、王である祭司、聖なる国民、神の所有とされた民」だと言うのです。「選ばれた種族」それはアブラハムから始まります。アブラハムの召命を意味するところは第一に、今までのあり方を捨てること、第 Continue Reading →

頂に至る道

 富士山に登ってきました。前回は28年前、雨霧の中。今回はピーカン。雲一つない快晴、日焼けがヒリヒリと痛いところです。さすがに世界遺産になって、その整備状況はとてもよくなりました。ゴミ一つ落ちていませんし、トイレはバイオ Continue Reading →

「尊い礎石キリスト」1ペテロ2:3-10

 「生ける石として霊の家に築かれる。」それはキリストの教会の一部として、一人一人がなくてはならない大切な存在だということです。ペテロは家と石というたとえを使いましたが、パウロは「からだと器官」というたとえを使って同じこと Continue Reading →

職人さんの知恵、急がば休め

 お医者さんのT兄に聞きました。「どうして患者さんと毎日接しているのにカゼや病気がうつらないのですか。」「気合いだよ、気合い(笑)。」病は気からと言いますが、私たち人のからだというのは不思議なもので、なすべき務めの使命感 Continue Reading →